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千葉市での第2回甲状腺検診(7月13日)が開催されます
千葉市での第2回目の甲状腺検診が開催され、今回は受診者を広く公募します。
以下「甲状腺検診ちばの会」ブログからの転載です。

「甲状腺検診ちばの会」ブログ

甲状腺検診のお知らせ
以下の要領で超音波エコーによる甲状腺の検査を実施します。

日時:2014年7月13日(日曜日) 10時~15時
場所:「ちば市民放射能測定室・しらベル」 千葉市中央区中央3-13-17

より大きな地図で しらベル を表示

検診対象年齢 : 5~21歳を目安とします。
受付期間: 2014年6月30日(月)~7月6日(日)

・応募多数の場合は、抽選で調整させていただきます。
・検診時間枠のご希望に添えない場合も含め、連絡をいたします。
・この検診活動は医師・市民のボランティアで行っております。受診にあたってはお一人あたり千円程度のカンパをお願いしております。(検診活動経費の一部となります)
・頂いた個人情報は通知・連絡にのみに使用します。

検診を希望される方は以下のリンクからいずれかのファイルをダウンロードの上

検診申込書_2014-07-13( PDF形式)
検診申込書_2014-07-13(MS-WORD形式)

メールまたはFaxにて申し込みください。
メール宛先:e-takeあっとmqb.biglobe.ne.jp(あっとを@に変えてください)
Fax: 043-271-0317(メール/fax共に竹内宛)

7/13スケジュール(受診される方はなるべく事前の説明会にご参加下さい)
午前 説明会(10:00~10:30)
 a枠 10:45~11:15
 b枠 11:15~11:45
 c枠 11:45~12:15

午後 説明会(13:00~13:30)
 d枠 13:45~14:15
 e枠 14:15~14:45
 f枠 14:45~15:15
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06/29 23:12 | イベント情報 | CM:0 | TB:0
しらベルでの第1回甲状腺検診が朝日新聞千葉版に掲載されました
先日お伝えした「ちば市民放射能測定室しらベル」と「甲状腺検診ちばの会」の共催による千葉市での第1回目検診甲状腺エコー検診が朝日新聞千葉版に掲載されたました。
asahi_20140622S.jpg
以下記事の本文です。




子どもたちの甲状腺検査、市民の手で
上田学2014年6月22日03時00分
エコー検査を受ける子どもたち=千葉市中央区(甲状腺検診ちばの会提供)

 福島第一原発事故による放射線の影響を懸念し、市民らの手で、子どもたちに甲状腺の検査を受けさせる動きが県内に広がりつつある。一方で自治体の動きは鈍い。市民からは「行政が責任を持って継続調査すべきだ」との声も上がっている。

■「本来は行政が責任を」

 千葉市中央区の「ちば市民放射能測定室」(愛称・しらベル)の事務所で15日、4歳から20歳の35人が医師に超音波(エコー)検査を受けた。器具をのど元にあてると、甲状腺の画像がパソコン上に映し出され、状態を診断できる。

 稲毛区のパート野出真理子さん(42)は、小5の長男(11)と小2の長女(7)を連れてきた。結果は2人とも小さな?(のう)胞(液体が入った袋状のもの)が見つかったが、「現時点で特に異状なし」の診断だった。「食事や外出は気をつけていたつもりなのに、震災半年後の尿検査でセシウムが検出された。心配だったので、機会があれば受けさせたいと思っていたので安心しました」

 検査を行ったのは、千葉市に昨年9月、設立された市民団体「甲状腺検診ちばの会」(倉形正則代表、070・5439・7432)。検査実施は初めてだ。通常、医療機関に申し込むと6千円ほどかかるが、原則無料とし、代わりに千円ほどのカンパを求めた。次回は7月に実施する予定だ。

 倉形代表は「本来であれば国や行政が責任を持つべきもの。これまでも検査の実施を呼びかけてきたが、なかなか動いてくれないので自分たちで取り組まざるを得なかった」と話す。

 県内ではこのほか、市民団体「こども東葛ネット」や茨城県の常総生協などが昨年9月、「関東子ども健康調査支援基金」を設立。これまで松戸市や流山市、茨城県内などでエコー検査を実施している。木本さゆり共同代表(44)は「ほかの自治体でも不安を訴える声は多い」という。

■鈍い自治体、助成は松戸のみ

 甲状腺には放射性ヨウ素が集まりやすく、子どもほど吸収しやすいとされる。1986年のチェルノブイリ原発事故の後、周辺で子どもを中心に甲状腺がんが増えて問題となった。

 福島県内では国の補助で原発事故当時18歳以下だった住民はだれでも無料で検査を受けられる。だが、県内の自治体の動きは鈍い。

 松戸市は県内で初めて6月から検査費用の助成制度を設けた。市健康推進課は「専門家や有識者の見解では松戸市の被曝(ひばく)量で甲状腺がんとなる可能性は低く、実施しない方向だった。しかし、心配する保護者は多かったので実情を知ってもらい、不安解消してもらおうと始めた」と説明する。

 震災時に18歳以下だった市民を対象に、1人3千円(生活保護世帯は6千円)を負担。松戸市立病院で月2~4回、1日あたり4人が受診する。先着順で予約を受け付けたが、すでに来年3月分までの募集枠は埋まった。「想定以上の反響だった」として、追加検査を検討中だという。

 ただ、他の自治体に同様の動きは見られず、様子見の状況だ。県健康づくり支援課の担当者は「国が専門家を集めて被曝に対する影響を検討しており、動向を注視している」と話している。(上田学)
06/26 06:17 | 新着情報 | CM:0 | TB:0
甲状腺検診ちばの会との共催事業-しらベルで甲状腺エコー検診を実施しました
 6月15日(日)に「甲状腺検診ちばの会」による第1回目の検診甲状腺エコー検診が「千葉市民測定室しらベル」で開催されました。
「甲状腺検診ちばの会」は、昨年の12月に発足しましたが、今回はしらベルも実行委員会に参加、会場提供など協力し共催事業として取り組みました。

初回ということで、広く公募せず千葉市及び周辺の放射能問題に取り組む子育てグループの皆さんに呼びかけて、対象者は5歳から21歳(事故当時18歳)の35名が受診しました。検診する医師も、福島や神奈川からボランティアで来て下さり、県内からも2人の医師が研修のため参加してくださいました。
2923.jpg

本来、放射能の影響を受けた地域については、国が市民の健康調査をするべきですが、福島以外は見通しが示されていません。千葉県も2011年の3月には各地で水道水から放射性ヨウ素が検出されました。この間、子どもたちの初期被曝や健康影響を心配する親たちの声がたくさん寄せられています。
今後も甲状腺検診を継続し、より多くの子どもたちが参加出来るよう企画していく予定です。「甲状腺検診ちばの会」では会員や寄付金の募集もしていますので、関心のある方は是非「しらベル」までお問い合わせ下さい。
06/20 07:02 | イベント情報 | CM:0 | TB:0
障子紙に付着した放射性セシウムについて
しらベルでは依頼品の結果は非公開とさせていただいていますが、スタッフが採取、または会員さんから寄贈された採取品を測定し結果を公開しています。
今回は会員さんから千葉市中央区で3.11以前から使用されていた障子紙(3枚×2組)を試料としていただきました。
窓側と部屋内それぞれ2組の障子紙はハサミで細断してからマリネリ容器に1L 充填して測定しました。
2844.jpg
上記の試料(窓側) 1L 175g を28800 秒測定した結果はこちらです。

Cs137:154±4 Cs134:59±3 Cs合計:213Bq/kg (存在比 0.38)
障子紙-窓
障子紙3枚の総重量は255g なので付着した放射能量は
213×0.255≒54.3Bq
障子紙のサイズを2m×0.9m とすると3枚分の 表面積(片面)は5.4m2 なので
放射性セシウムがすべて片面に付着したと仮定すると超概算ですが
54.3÷5.4≒10Bq/m2 程度の汚染密度になります。 両面に均等に付着したとすれば半分の5Bq/m2 程度となります。

同じように部屋側の障子紙(3枚分)も測定し結果をまとめました。
  Cs137
(Bq/kg)
Cs134
(Bq/kg)
Cs合計
(Bq/kg)
汚染密度(片面)
(Bq/m2)
窓側 154 59 213 10
部屋内 79 31 110 5

アロカのGM管サーベイメーターで障子紙の表面を測定しましたが、この程度の汚染密度だとバックグランドと有意な差は確認できませんでした。
2841.jpg

06/06 11:59 | 放射能濃度測定結果 | CM:0 | TB:0
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