千葉県を中心とした首都圏における環境および食品中の放射能による影響を市民が自ら調査し、正確な情報と正しい知識を持って安全な暮らしを得るために主体的に活動していきます。
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園芸栽培土「ちば土太郎」は千葉県企画庁とスミリン農産工業との共同企画商品のようですが原材料等の表示はありません。
スミリン農産工業HP 商品紹介 ![]() 会員さんから寄贈していただいた試料を生土の状態で(1リットル 781g)3600秒測定した結果は以下の通りです。 Cs137:7.8±1.6 Cs134:2.9±1.7 Cs合計:10.7Bq/kg (存在比 0.38) ![]() 肥料由来と推定される自然核種のピークが目立ちますがセシウムは10Bq/kg程度と「思ったより」低濃度のようです。 スポンサーサイト
スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
お知らせしたように5月24日に林重考さん、河田昌東さんを講師にお迎えして「ちば市民測定室しらベル」二周年講演会を開催しました。
講演に先立ち昨年度よりしらベルの業務として開始したHSF(ホットスポットファインダー)による環境放射線量測定のいくつかの例について紹介させていただきました。 HSF(ホットスポットファインダー)による放射線量調査.pdf 当日は多くのイベントとバッテイングし会場もギリギリで確保出来ましたが、会員さんをはじめ多数の方にご参加いただきました。この場を借りてあらためてお礼いたします。 ![]() ご好意により当日の河田さんの講演概要を公開させていただきました。 千葉市民測定室講演概要(20140524).pdf ![]() 講演終了後は河田さんを囲んだ懇親会を行い講演内容についての質問や、原発事故以来行っている南相馬での測定、支援活動についても詳しくうかがうことが出来ました。 スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
今週末(24日)に開催される講演会の講師のお一人である河田さんの追加情報です。
ばちぼちいこか 11月13日 【内容起こし】木村真三氏+河田昌東氏の講演会「放射能汚染時代を生き抜くために~チェルノブイリから福島へ~」【その③】 河田昌東さん勉強会@北杜市3/3 講演会の詳細はこちらです。(託児は当日お申し込みでも余裕があります) ![]() しらベルでは依頼品の結果は非公開とさせていただいていますが、測定料を原資にスタッフが購入、または会員さんから寄贈された市場流通品を測定し結果を公開しています。
今回は現地の直売所で販売されていたつくば市産の干ししいたけを測定しました。 ![]() 最初にハサミで細断し乾燥状態のまま測定します。 ![]() 1リットル-153gの試料を3600秒測定した結果は以下の通りです。 Cs137:115±10 Cs134:24±9 Cs合計:139Bq/kg (存在比 0.21) ![]() ただし乾物については水戻ししてから測定するか重量変化率(干ししいたけは5.7)で補正した放射能濃度が「食に供する」測定値になるので 139÷5.7=24Bq/kg となり基準値の100Bq/kgは下回っています。 念のため上記の試料を 153×5.7≒872g となるように撹拌しながら719mlの水を加えて戻します。(あくまでも生のしいたけの放射能濃度を推定するためなで家庭で戻す場合のような戻し汁がじゃぶじゃぶ出るようなやり方では著しく過小評価となります。) ![]() 実際には水戻しの過程で容器に付着したり蒸発して失われる分があるため試料としての重量は819gとなった試料を同様に3600秒測定しました(この時の試料の含水率は約82%) 結果は以下の通りで、乾燥状態で測定した結果を重量変化率で補正した数値とほぼ同等の結果となりました。 Cs137:18.5±1.8 Cs134:6.0±1.7 Cs合計:24.5Bq/kg (存在比 0.32) ![]() スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
しらベルではEMF211スペクトロメーターによる食品、土壌など環境試料の測定のほかHSF-1(ホットスポットファインダー)による放射線量の現地測定も行っています。
今回は千葉県館山市で福島の子どもたちの保養活動を行っている避難プロジェクト@ちば、NPO法人虹のかけはしさんのご依頼で館山市内の3公園と路面線量の測定を行いました。 当日は避難ブロジェクト@ちばの柳沢先生と虹のかけ橋代表の成田さんが測定に同行、市内を案内していただきました。 沖ノ島公園 ![]() 沖ノ島公園の歩行線量マップ ![]() 城山(館山城址)公園 ![]() 城山公園の歩行線量マップ 一部0.1μSv/hを超えている範囲は花崗岩の石畳があり自然核種の影響と思われます。 ![]() 野島崎灯台付近の歩行線量マップ ![]() 3公園と路面線量を含めた全体マップ(GoogleFusionTables版)は以下のリンクからご覧になれます。 HSFによる館山市周辺の歩行・車載放射線量マップ スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
今年もアースデイちば実行委員会さんのご依頼で会場である稲毛海浜公園の放射線量をHSF(ホットスポットファインダー)で測定しました。
会場である草地広場 ![]() 駐車場周辺 ![]() 水辺付近を歩いて測定中 ![]() 当日の測定結果はアースデイちば公式FBにも掲載されています。皆さんも是非ご参加下さい。 ![]() スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
しらベルでは食品、環境試料の放射能濃度の測定のほかにHSF(ホットスポットファインダー)による放射線量測定を行っています。
ニュースレター8号で紹介した牛久市の「子どもの未来を守ろう@うしく」の皆さんからの依頼で、5月6日に牛久市ひたち野西近隣公園(水辺公園)の放射線量をHSFで測定しました。 HSFによる牛久市ひたち野西近隣公園の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します) ![]() 当日は@うしくの皆さんも測定に立ち会って頂きました。 ![]() ひたち野西近隣公園は園内全域が04μSv/hの高線量エリアだったそうですが、特に低減措置(除染)は行っておらず、利用を控えていたそうですが、牛久市より「自然減で線量が低下」との見解が示されたので確認のために調査を依頼されたとのことです。 調査の結果では未だに牛久市の除染基準(50cm-0.23μSv/h)を上回る範囲があり、それ以外の部分も線量は高めで地表付近で0.3~0.5μSv/hのポイントが断続的に確認されました。 特にインターロッキングや舗装など人工物との境界で非常に強い濃縮が生じている事もわかりました。 東側円形広場と植栽の境界 ![]() 同箇所でのHSF画面キャプチャー 5cm 1.7μSv/h ![]() 北側舗装歩道交差部 5cm 0.64μSv/h ![]() @うしくさんでは今回の測定データーを元に更に詳細な調査を行っていくそうです。 しらベルではEMF211スペクトロメーターによる食品、土壌などの放射能濃度の測定のほかにHSF(ホットスポットファインダー)による放射線量の出張測定を行っています。
今年3月に「環境とエネルギー・柏の会」の皆さんのご依頼で大堀川の中流域と周辺小中学校の通学路の放射線量をHSFで測定しましたが今回データーの公開について快諾いただいたので紹介します。 測定区間は柏警察署~柏厚生病院~柏中央霊園付近の大堀川沿いの東西2kmの範囲で、地上50cmの高さで歩きながら測定しています。 大堀川中流域(東側)画像をクリックすると拡大します。 ![]() 大堀川中流域(西側)画像をクリックすると拡大します。 ![]() 大堀川流域は一部が1μSv/hを超える線量が確認され柏市による除染作業が行われましたが、当日も草刈り作業にともない河川敷の一部が立ち入り禁止になっていたため欠測部分があります。 当日は環境とエネルギー・柏の会の皆さんが同行し案内していただきながら測定しました。 ![]() 事故から3年を経過し自然減と除染(低減措置)によりおおむね0.1台に低下していますが、土手沿いでは未だに0.2μSv/hを超える箇所があり、下写真の土手沿いの草地(駐車場脇)では地上5cmで0.8μSv/h(50cmでは0.32μSv/h)のマイクロスポットが確認されました。 ![]() 上写真箇所のHSF画面キャプチャー ![]() なお、「子どもを放射能からまもる会in千葉」でも独自に大堀川下流域を測定を行っているのでご参照下さい。 HSFによる北柏ふるさと公園と大堀川下流域の放射線量調査 スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
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