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しらベル学習会「千葉県における林産物(シイタケ等)の放射能検査の状況とその結果
先日の学習会には多数ご来場いただきありがとうございました。ニュースレターでもお知らせしましたが私達を取り巻く重要な環境である「海」に引き続き「山(森林)」についての学習会を開催します。

今回の学習会は千葉県森林課の村井和之さんをお迎えして

「千葉県における林産物(シイタケ等)の放射能検査の状況とその結果について」

と題してお話をうかがいます。是非ご参加ください。

日時:2013年 11月15日(金) 午後1:30~3:30
会場:しらベル事務所
資料代:100円


会員さん以外でも参加できます。事前予約等は不要ですがお早目においで下さい。

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10/31 08:58 | イベント情報 | CM:0 | TB:0
千葉県(印旛沼)産「川えびボイル」を測定しました
しらベルでは依頼された検体の測定結果は非公開としていますが、皆さまからいただいた測定料を原資として、スタッフが市場流通品を購入、測定し結果をメーリングリストやニュースレターでお知らせしています。(ニュースレターはしらベル事務所内で無償配布しています)

今回は千葉県(印旛沼)産の「川えびボイル」を測定しました。
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一部を除き砕いて粉体にした状態でマリネリ容器に1リットル充填しました。密度が0.2程度と小さいため28,800秒(8時間)測定しています。(下限値合計4.3Bq/kg)
結果は以下の以下の通りです。

Cs137:45.5±0.8 Cs134:18.7±0.7  Cs合計:64.2Bq/kg

kawaebi.png

ボイルすることで生の状態より多少放射能濃度が低下すると思われますが、(正確な重量変化率は不明)乾燥による濃縮だけを考え、5~6倍と仮定すると生体で10数ベクレル程度と考えられます。

10/30 06:50 | 放射能濃度測定結果 | CM:0 | TB:0
学習会 「東日本海域の水産物の放射性物質調査から見えてきたこと」を開催しました。
ニュースレターや当ブログでお知らせしましたが、10月25日(金曜日)に(財)海洋生物環境研究所の稲富さん、渡辺さんのお二方をお迎えして「東日本海域の水産物の放射性物質調査から見えてきたこと」と題して学習会を開催しました。
当日は台風による悪天候でしたが40名を超えるご参加があり、狭いしらベル事務所が一杯になりご不便をおかけしました。

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学習会は二部構成で最初に稲富さんより、海生研で行っている海水、海底土などの環境調査について、つぎに渡辺さんから魚、海藻などの海産物の放射能測定についてお話していただきました。

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当日の資料については海生研や水産庁のHPから確認することも出来ますが、後日まとめたものをご提供いただけることになりました。その節はメーリングリストや当ブログでお知らせいたしますのでしばらくお待ちください。

10/29 14:39 | 新着情報 | CM:0 | TB:0
イベント紹介:
千葉市内(きぼーる)で開催されるイベントを紹介します。


「逃げ遅れる人々」  ~被災地南相馬市の要援護者

 東日本大震災の時、福島県南相馬市では、災害弱者の安否を確認するために、個人情報を開示しました。障がい者の方は「逃げない」のではなく、「逃げるこ とができない」のです。情報開示に当たり当局との折衝に当たったNPO法人さぽーとセンターぴあ理事長の青田由幸さんのお話を伺いながら、災害時の自助・ 共助・公助についてご一緒に考えましょう!
 合わせて、さぽーとセンターぴあの福祉作業所で絵画作成に励む”くるみさん”の絵画展も行います。是非、お越しください。

   日時:10月14日(月・祝日)
   場所:きぼーる13階 第三会議室
   講師:青田由幸さん
   主催:市民ネットワークちば   

青田由幸さんプロフィール
~特定非営利活動法人さぽーとセンターぴあ代表理事
~1954 年福島県生まれ。福島県南相馬市の会計事務所に嘱託勤務。
妻、長女、次女(重度障がい者)とともに仙台市在住。震災後は両親の介護のため本人のみ南相馬市在住。2008 年 5 月NPO法人を立ち上げ、障害福祉サービスとして生活介護、就労支援B、活動支援センター、障がい者相談支援の事業を運営している。


詳細はこちらをご覧ください
10/10 09:40 | 新着情報 | CM:0 | TB:0
しらベル通信6号を発行します
ちば市民測定室しらベルでは開設以来年4回ニュースレターを発行していますが、現在6号の発送準備を行なっています。
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しらベル通信は会員さん向けに郵送するほか、しらベルを訪問された方に無料で配布しています。

6号の主な内容は以下の通りです。
・群馬県みなかみ町「高原千葉村」のHSF(ホットスポットファインダー)による測定結果
・福島県の子どもたちを招待したフレンドシップキャンプ
・しらベルによる市場流通品、採取品の自主測定結果
・学習会の案内

直近の学習会は千葉県御宿町にある(財)海洋生物環境研究所の主任研究員稲富直彦さんをお迎えして
「東日本海域の水産物の放射性物質調査から見えてきたこと」
と題してお話をうかがいます。是非ご参加ください。

日時:10月25日(金)14:00~16:00
場所:ちば市民測定室しらベル
資料代:100円


また最新号の発刊に合わせて前号の電子版(pdf)を公開しています。今回は5号(2013年夏号)になりますのご利用下さい。

しらベル通信5号(表)pdf 1.5MB
しらベル通信5号(中)pdf0.9MB

10/07 10:31 | しらベルについて | CM:0 | TB:0
2013年度産玄米の米ぬかを測定しました
先月は2013年度産の新米が多く依頼品として寄せられましたが、しらベルでは玄米、白米の測定を依頼された方のぬかを無償で測定しています。(当日持参でなくても後日でも受け付けますが、ぬかだけの無料測定ではないのでご了解下さい)

以下の例では千葉県産玄米にCs137のわずかですがピークが認められたため、確認のため後日玄米を精米した米ぬかを提供していただきました。

結果は以下の様に8時間測定し合計で8Bq/kgのセシウムが検出されました。
komenuka.png

ぬかの結果から玄米の放射能濃度を正確に推定するのは難しいのですが上記の例では1Bq/kg前後のセシウムが含まれている可能性が高いと思われます。米ぬかは精米に対して相対的に濃度が高いので、玄米食の方、小さいお子さんのいるご家庭やぬかを再利用する予定の方は無料測定を是非御利用下さい。

ぬかは密度が低くカリウムの散乱線の影響が大きいので、夜間や休業日を利用して長時間測定し結果は後日お知らせします。
また通常の測定依頼でも長時間測定を希望される方は予め申し出ていただければ同様に対応しています。(料金は変わりません)

10/05 20:16 | 放射能濃度測定結果 | CM:1 | TB:0
千葉市若葉区の山林で採取した野生きのこを測定しました
しらベルではスタッフや会員さんが採取した環境試料を測定して結果をメーリングリストやニュースレーターでお知らせしています。

今回は千葉市若葉区の山林で採取した野生きのこ(非食用)を測定しました。

きのこは傷みがはやく一部腐敗していたので細断せず手でちぎって容器に充填しました。
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中蓋で押さえ正確に容量を計ってマリネリ容器に充填します。
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測定結果
Cs137:66.5±5.8 Cs134:20.8±4.9 Cs合計:91Bq/kg

採取場所の放射線量は0.05~0.07程度ですが、未だに100ベクレル近い数値がでるのできのこは要注意です。
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10/04 09:15 | 放射能濃度測定結果 | CM:0 | TB:0
市販されている栃木産園芸土を測定しました
しらベルでは皆様からいただいた測定料を原資として購入した市場流通品、スタッフや会員さんから提供された非流通の環境試料(木の葉、木の実等の採取品)を測定して結果をメーリングリストやニュースレターで公開しています。

今回は千葉市内のホームセンターで販売されている栃木産の園芸用土を測定しました。

栃木県産園芸土
肥料由来の自然核種(トリウム、カリウム)は結構入っていますが セシウムは不検出です。 土で不検出なのは表土ではなく原発事故後地中から掘り出したものではないかと思います。
10/01 13:39 | 放射能濃度測定結果 | CM:0 | TB:0
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