千葉県を中心とした首都圏における環境および食品中の放射能による影響を市民が自ら調査し、正確な情報と正しい知識を持って安全な暮らしを得るために主体的に活動していきます。
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以前お知らせしましたが、しらベルではスタッフが採取した試料や「木の葉プロジェクト」で皆さまに呼びかけてご自宅などから採取し提供していただいた木の葉などを環境調査として測定しています。
今回私たちの「木の葉プロジェクト」の呼びかけに賛同した方から試料をご提供いただきましたので測定した結果を公開いたします。
![]() 採取した野生きのこ ・「木の葉プロジェクト」はしらベルの会員以外の方でも参加可能です。 ・採取物は試料だけの放射能濃度を測定するため、土を払い水洗して乾燥、細断してください。 ・樹木の特性を確認するため複数の種類を混ぜないように収集してください。 ・木の葉は密度が低いため1.5リットルから2リットル程度必要です。 ・どんぐりなど非食用の果実も対象とします。 ・採取場所については〇〇市〇〇町まで公開しますが、番地、個人名は非公開です。 スポンサーサイト
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以下の日程で線量計の比較測定会を開催します。
今回は学習会(座学)ではなく、皆さんが普段ご使用の放射線量計持ち寄り、数値を比較しながら測定原理や特性を理解するのを目的にします。 日時 11月15日 14:00~16:00 場所 ちば市民測定室しらベル 講師 古山明男さん(第1種放射線取扱者) 線源や測定治具などはしらベルにて用意します。線量計は各自用意していただきますが、お持ちでない方でも参加可能です。。(ただし微弱とはいえ線源を用いるので小さいお子さん連れでの参加はご遠慮願います) 現在参加予定の機器は RT-30 (2φ×2 NaI(Tl)シンチレーター) GEORADIS社 TCS-172B (1φ×1 NaI(Tl)シンチレーター) 日立アロカ A2700 (CsI(Tl)シンチレーター) ClearPulse社 Radi PA-1000 (CsI(Tl)シンチレーター) 堀場製作所 エアー・カウンターS (フォドダイオード) エステー Radex1503 GM管 Quarta-Rad社 測定結果は機種ごとにまとめ、最後に講師の古山さんから講評(総評)をいただくような段取りで考えています。 特に行政が標準器としている日立アロカとの比較ができる貴重な機会だと思いますので是非ご参加下さい。 お知らせしたように10月13日(土)SWR株式会社技術部長の山口英俊さんをおむかえして連続学習会の第2回を開催しました。
![]() 山口さんからは会社の事業内容、市民と連携した千葉県内(千葉、市川)の測定活動やSWR放射能測定室、千葉大環境リモートセンシングに協力して行なっている福島県内の調査活動、企業ベースでの福島県内の除染にともなう測定業務などについて報告していただきました。 勉強会の前日まで「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」に協力して福島市内で行った測定活動や使用した最新の機器やソフトウエアについて非常に興味深いお話をうかがい参加した方からの多くの質問や活発な意見交換が行われました。 次回の学習会は12月中旬を目標に新たなゲストをお招きして開催する予定です。 GPS連動型空間線量率自動記録システム ホットスポットファインダー資料(pdf) 以下のリンクはSWR株式会社の測定チームと「子ども福島ネット」が共同で行った福島市内線量測定結果の詳細です(表示するにはGoogleEarthがPCにインストールされている必要があります。 2012010_福島市内線量マップ(GoogleEarth Kmzファイル) 下は画面をキャプチャーした画像ファイルでクリックすると拡大します。 ![]() スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
会員の方から木材チップについて測定依頼がありました。
木材チップは比重が小さくマリネリ容器に圧縮して充填しても1.5Lで200g程度しかなく、測定下限値が高いこと、ジオメトリ換算係数で想定している条件から大きく外れるため正確な数値を得られません。 ![]() そこで栗の鬼皮の時と同様に電気オーブンで200℃以下で長時間加熱して減容化しました。(セシウムの沸点は670℃なので温度を上げ過ぎないように「蒸し焼き」にします) ![]() (一部は炭化しています) この結果、重量はほぼそのままで体積が1/3程度になったチップを再測定し信頼出来る測定結果を得ることができました。 依頼品のため数値は非公開とさせていただきますが、加熱=減容化は少なからず使用機器や環境を汚染するので、あらかじめ低濃度であることが判っている試料にしか適用できません。(薬品を使用する方法もあるようですが後処理の問題があるので採用していません) しらベルでも試行錯誤していますが、こうした試料の前処理についての知見をお持ちの方からご意見をいただければ参考になりますので是非お願い致します。 スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
メーリングリストで「測定下限値」についてご質問がありましたが、より低い下限値で精度よく測定するためには最低1リットル(1Kg)程度の試料を容器に隙間なく詰める必要があります。(密度=1が理想的)
こんにゃくはそのまま測定しても見かけ上の下限値は低くなりますがほとんどが水分のため、「水抜き」をして試料を濃縮してみました。 ![]() こんにゃくを冷凍庫で凍らせると組織が壊れて水が分離します。 ![]() 解凍したこんにゃく 重量(容積)が半分程度になります。 ![]() 解凍したこんにゃくをさらに細かく切って3個分をマリネリ容器に詰めて測定しました。測定下限値は5Bq/kgですが2倍の試料を使っているので実際の下限値は1/2(2.5Bq/kg)となります。 測定結果はセシウム134,137とも不検出でした。 くりの実は鬼皮、渋皮を取りのぞき可食部だけで測定していますが、比較のため鬼皮だけを測定しました。 くりの鬼皮は硬いのでオーブンで温度を上げすぎないように加熱し軽く炭化させから金づちで砕きました。 ![]() 鬼皮だけの数値は実の1.4倍程度でしたが、1回だけの実験なのであくまで参考としてください。 スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
ニュースレターNo.2 でお伝えしましたがしらベルでは農地、山林、家庭の樹木の葉を測定して結果を公開する「木の葉プロジェクト」を始めました。
マツは樹脂が放射性降下物をよく吸着するといわれていますが、 スタッフが庭のコノデカシワやヒノキの葉を測定した結果、120〜300Bq/kgという数値が確認されました。 ![]() もちろん外部被爆の原因となるほどの線量ではありませんが、剪定枝を可燃ごみで出すとゴミ処理場で焼却され、 灰として私たちの環境に戻ってきます。このような環境調査を今後も継続してやっていきたいと考えいます。 そこで皆さんにもご協力いただきたいと思い、常緑針葉樹の葉を中心に結果の公開が前提で量は1~2リットル程度提供していただける方の木の葉を無料で測定します。 詳しいことは電話、メールなどでお問い合わせください。 スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
しらベルの活動や独自測定結果をまとめたニュースレターの第2号を発行しました。すでに会員の方のお手元にとどいているほか、しらベルを訪問された方には無償でお渡ししています。
![]() 第2号では8月に行った福島現地調査を取り上げています。 ![]() 電子版(PDF)を公開しますのでご参照ください。 しらべルニュースレターNo2 表面 しらべルニュースレターNo2 中面 スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
お知らせしたしらベル主催の連続学習会の第1回として9月27日に布留川修さんをおむかえして福島での除染活動や一時帰宅者の支援ボランティア活動についてお話をうかがいました。
![]() 当日使用した資料を布留川さんのご厚意で公開いたしますのでご参照ください。 福島原発事故被災地の現況-ジャーナリストの目から スレッドテーマ [ 福祉・ボランティア … 原発事故と放射線被曝 ]
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